@article{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00000658, author = {佐々木, 隆 and Sasaki, Takashi}, journal = {聖心女子大学論叢, Seishin studies}, month = {Dec}, note = {今回ここに掲載するのは、明治時代に外交官、宮内官として活躍した薩摩出身の政治家長崎省吾が明治中期に執筆した随筆録「省吾雑記」の一部である。  「省吾雑記」は本大学史学研究室が昭和五十五年三月、卒業生小池春美氏の紹介により長崎道忠氏から寄贈された一群の図書・文書の中に収められている。これらの資料については、同年から翌年にかけて史学研究室の教員と学生の手によって第一次の整理と目録化が行なわれ、現在引き続き第二次の整理が行なわれている。史学研究室では第二次の整理作業の一環として、重要な資料の活字化を予定しており、本稿はその一部を成すものである。  さて、長崎家から史学研究室に寄贈された資料は、長崎省吾が所蔵していた図書類と、長崎に関わる文書類及び写真・絵画に大別される。図書類は三十点の和綴本と百十五点の洋装本から成り、洋装本には九点の洋書が含まれる。また、洋装本の中には徳富蘇峰の著者や内務省、文部省の公刊資料が多数含まれている。この他、長崎自身が著した稀本『英都交際一班』も残されている(1)。文書類は書翰、書類、発信・受信控、随想録、住所録などを中心に都合九十八点が史学研究室に寄贈されており、随想録は「随感随筆備忘録」と題する比較的初期のもの二点と「省吾雑記」と題する明治中期のもの三点とがある。 註 (1) 目崎徳衛「『英都交際一班』出現奇譚」(目崎徳衛『散木抄』〈卯辰山文庫、昭和五十六年、非売品〉一六一~一六三頁。初出は『歴史書通信』)参照。「長崎文書」が本学に寄贈されるに至った事情は同稿に詳しい。, 2, KJ00000400040}, pages = {67--144}, title = {長崎省吾関係文書(その1)-「省吾雑記」上-}, volume = {66}, year = {1985}, yomi = {ササキ, タカシ} }