@book{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001185, author = {飯野, りさ}, month = {Feb}, note = {9784799801581, シリアの古都アレッポには、宗教歌手ムンシドたちが歌い継ぎ、町の名士たちが護ってきた歌謡の伝統があった。そこで歌い継がれてきた数々の旋律は、音楽がもたらす心理的な影響を重視するタラブ的感性でとらえられ、旋法ごとにラーストやバヤーティーなどの名称を付され分類されてきた。しかし、名称の中には旋法名だったり、小音階名だったり、さらには音名だったりするものもある。また、数も多いため、その存在は音楽学的理論研究では扱いきれずに等閑視されてきた。本書はこうした名称群の特徴やアラブ音楽に欠かすことのできないタラブ的感性、そしてそれらを護り続けてきた古都アレッポの伝統に着目して、アラブ音楽の旋法体系の基本をまずこの文化の内側からの視点で解き明かし、次にそれらを理論的に分析・考察することでこの文化の外側にいる我々にも理解可能にした待望の一冊(出版社ホームページから)。, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 国内 研究代表者,研究課題:シリア正教徒共同体における音楽とアイデンティティ,研究期間 (年度):2016-04-22–2019-03-31,平成29(2017)年度第35回田邉尚雄賞(東洋音楽学会)}, publisher = {スタイルノート}, title = {アラブ古典音楽の旋法体系 : アレッポの歌謡の伝統に基づく旋法名称の記号論的解釈}, year = {2017} }