@techreport{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001151, author = {杉本, 淳子 and Sugimoto, Junko}, month = {}, note = {70407617, 聖心女子大学, 本研究課題3年目である2019年度は、実験データの分析と研究成果の執筆の2点に取り組んだ。まず、日本語母語話者が発音する3つの母音項目に関して、北米母語話者(主にGeneral American)を対象とした聴取実験を無事終了することができた。2019年度はこの録音データの明瞭度評価に関する分析を行い、学会発表の準備を行った。(2020年3月にシンガポールで予定されていた国際学会にプロポーザルが受理されたが、新型コロナ感染症の影響のため学会が中止されてしまったことを追記する。) これまでの研究成果を、学術論文や本としてまとめる作業に取り組んだ。Uchida & Sugimoto (2020)では、英語教員志望の大学生を対象としておこなった質的調査を報告した。教員には生徒のお手本となるべき高いレベルの発音が必要であると考えながらも、具体的なイメージが欠けていることがわかった。杉本・内田(2020)では、英語教員を志望する、日本語を母語とする大学生のための音声学授業(仮称:教職音声学」)を提案した。モデルと到達目標(ゴール)を区別して設定すること、「音声学に関する知識」「音声指導に関する知識」「発音と聞き取りの実践」という3要素を含めること、優先的に扱う項目を選択することの3点を中心に論じている。とくに、個別の母音・子音、そしてリズムやイントネーションの取り扱いについて、詳細な優先度の案を提示した点が特色である。また現場の小学校・中学校の英語教員を対象として『英語教師のための音声指導Q&A』(2020, 研究社)を執筆した。音声学の知識、各音声項目の指導アイディア、そしてこれまでの研究成果を扱う内容となっており、本課題の研究成果を社会に還元するものである。, 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基金 一般,研究期間 (年度):2017-04-01 – 2021-03-31, 17K03022}, title = {日本人英語教員の発音力向上を目的とした発音指導プログラムの構築と効果測定}, year = {2019} }