@techreport{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001150, author = {杉本, 淳子 and Sugimoto, Junko}, month = {}, note = {70407617, 聖心女子大学, 本研究課題2年目である2018年度は、前年度までに取り組んできた研究成果を、学術誌や学会で発表することができた。Uchida & Sugimoto (2019)では、日本の中学校英語教員を対象として実施したアンケート調査をもとに、日本人英語教員が単語よりも文レベルの発音や発音全般において自信を欠いていること、そして教員自身の発音に対する自信が音声指導に肯定的な影響を与えることを明らかにした。また、Sugimoto & Uchida (2018)と内田&杉本(2018)では、母語(英語・日本語・中国語)や役割(教員・学習者)の異なる聞き手を対象に、日本人英語教員の発音を評価してもらう聴取実験をおこなった。その結果「教員にふさわしくない発音」の評価は、母語や役割が異なる聞き手間で共有されていることが明らかになった。 さらに「英語教育・英語教員養成における音声学教育」(杉本&内田 2018)では、英語教員を志望する大学生のための音声学授業(仮称:教職音声学)の試案を発表した。設定するべき発音モデルや到達目標、明瞭度の高い発音獲得のために優先して取り上げるべき音声項目、そして実践的な指導方法案などを提示し、貴重なフィードバックを得ることができた。 また2018年度は、前年度に収集した日本語母語話者が発音する3つの母音項目に関わる録音データをもとに、実験プログラムをデザインし、聴取実験を開始した。聴取実験の協力者を、日本での滞在歴が短い北米母語話者(とくにGeneral Americanの話し手)と限定したため、協力者の募集にはやや苦労した。次年度以降も、聴取実験を引き続き実施する予定である。, 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基金 一般,研究期間 (年度):2017-04-01 – 2021-03-31, 17K03022}, title = {日本人英語教員の発音力向上を目的とした発音指導プログラムの構築と効果測定}, year = {2018} }