@techreport{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001144, author = {益川, 弘如 and Masukawa, Hiroyuki}, month = {}, note = {5036766, 聖心女子大学, 学習者が深い理解を実現するための問題解決プロセスの要素として「疑問」や「問い」が生まれることの重要性が指摘されている。これまで、学習者の協調問題解決過程の発話分析などから、建設的相互作用が生まれているときには「わかっている」状態の発言と「わからない」状態の発言の行き来を通していることが見えてきている。本年度は、学習者自身が生み出す「問い」に注目し、その生み出す学習活動の価値と、生み出した「問い」の評価可能性について研究してきた。 まず、過去収集した授業における協調問題解決場面においての発話データを改めて分析し、問いを生み続ける資質・能力の育成について整理した。また、世界の協調問題解決テストの動向について調査し、『問い」を記録し評価することを念頭に、協調問題解決のCBT設計、メディア活用、ICT活用について動向を調べた。 授業実践を通した「問い」のデータ収集に関しては、前向き授業づくりネットワークの中学校教員、ならびに、国立大学附属学校授業づくりネット研究会に参加している小学校の教員チームの協力を基盤に、学習者が創る「問い」を収集した。単元レベルと授業レベルの2層に分けて、それぞれ児童生徒の策問データを収集した。単元・授業レベルそれぞれにおいて、本時の問いに対しての考えを問う問題、授業展開に応じて個人や対話を通した考えを問う問題、時間の経過ごとに同じ問いに対して答える問題、学習によって生まれる新たな疑問を問う問題などを収集した。, 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基金,研究期間 (年度):2018-04-01–2021-03-31, 18K02906}, title = {児童生徒が創る「授業に埋め込まれた学習評価」の支援システム開発と実践的実証}, year = {2018} }