@techreport{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001136, author = {藤原, 勇 and Fujiwara, Isamu}, month = {}, note = {30782966, 聖心女子大学, 本研究の目的は,上司・部下関係において,信頼(相手を信頼すること)と被信頼(相手から信頼されていると思うこと)のバランスの持続または変移がもたらす長期的影響を検討することである。そのために,調査会社に委託してインターネット調査による縦断研究(同じ対象者から一定の時間間隔をおいて繰り返しデータ収集するパネル調査)を計画した。その際,部下を対象とした研究1と,上司を対象とした研究2に分けたが,調査の実施は同時に行うこととした。 両調査では,信頼と被信頼のバランスは,それぞれ測定した得点を高低群に分けて組み合わせた4つのタイプ(以降,TRUST4と呼ぶ)で捉えることとした。具体的には,TRUST4は,信頼高群かつ被信頼高群の「双方向信頼」,信頼高群かつ被信頼低群の「一方的被信頼」,信頼低群かつ被信頼高群の「一方的信頼」,信頼低群かつ被信頼低群の「非信頼」の4つのタイプで検討することとした。そして,長期間にわたり,TRUST4が持続する場合(以降,タイプ持続と呼ぶ)と持続しない場合(以降,タイプ変移と呼ぶ)の心理的効果(モチベーションや勤続意思,組織自尊感情,絆のネガティブな効用,ストレス反応)を検証する。 研究の実施にあたり,研究実施計画でも想定していたが,インターネット調査の費用次第では調査の回数が増減する可能性があった。実際に,予算を調整することで計7回の調査が可能であったことから,2019年度に3回,2020年度に4回の調査を実施することとした。 このように,当初計画から一部変更したものの,研究1と研究2のどちらも2019年度分の3回の調査のデータ収集が完了している。, 科学研究費助成事業 若手研究 基金,研究期間 (年度):2019-04-01–2021-03-31, 19K14372}, title = {上司と部下の各信頼と被信頼で構成されるTRUST4がもたらす長期的影響の解明}, year = {2019} }