@techreport{oai:u-sacred-heart.repo.nii.ac.jp:00001134, author = {西原, 直枝 and Nishihara, Naoe}, month = {}, note = {90611129, 聖心女子大学, 本研究は、室内温熱環境を対象とし、居住者の温熱環境適応が快適性や知的生産性に与える影響に着目し知見を得ることを目的とする。温熱環境適応の考え方は、空調制御、衣服調整、活動内容による違いなど、生活者の適応行動にかかわるため、得られる知見は、空調設備等の技術的な基礎データとなるとともに、生活者のライフスタイルをより持続可能にするという視点においても親和性が高い。温熱環境適応が知的生産性に与える知見を得るとともに、持続可能なライフスタイルに関する教材開発を行うことを目的とした。 2019年度は、文献調査等により、熱的快適性研究に基づき、衣服調節、温熱適応等の日常生活における温熱環境適応範囲に関する最新の知見を収集した。また、温熱環境適応が知的生産性に与える影響に関する被験者実験をシドニー大学の研究倫理審査を受け、共同研究を実施した。人間の適応や温度調節可能な範囲をとらえつつ、知的作業時の作業成績や、疲労、メンタルワークロード、主観申告などの測定を同時に行った。執務者のメンタルワークロードの指標として、近赤外線分光(NIRS)を用いた脳内酸素代謝測定を行い、定量的に精神的負担を測定した。今後、データをまとめ、成果公表につなげたい。既往研究の温熱環境適応の観点からの再構築・解析を行い、温熱環境適応の観点からデータをとらえ直し、再解析を行い、国際会議The 11th Windsor Conference on Thermal Comfortに投稿した。また、温熱環境と持続可能なライフスタイルに関する教材開発の基礎となるデータとして、衣生活と省エネルギーに関する考察を行い、国際家政学会の大会IFHE2020に口頭発表として投稿し受理された。, 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 補助金,研究期間 (年度):2019-04-01–2023-03-31, 19H02302}, title = {温熱環境適応が知的生産性に与える影響}, year = {2019} }